SURFING オヤジのLONGBORAD
合同会社百式より2冊目のキンドル本(電子書籍)を出版いたしました。Amazonにて購入できます。
2025年6月19日初版発行
以下、「はじめにより」抜粋。
本書をご覧になる皆さんは、サーフィンに興味を持ち、新たに始めたいと思っている方、又は始めてはみたもののどうやって練習をしていけば分からないという方、なかなか上達せずに1,2年経ってしまったという方のいずれかかと思います。
私も40歳を過ぎてからサーフィンを本格的に始めました。学生時代に1、2年サーフィンをかじってはみたものの全然できずに終わってしまい、その後もサーフィンに憧れは持ちつつ月日が経ってしまいましたが、40歳半ばになってから思い立ってサーフィンを再開しました。
学生時代は、パドリング(ボードの上に腹ばいになって、腕で海水をかいて前に進むこと)、サーフボードにまたがっての波待ち、スープ(波が崩れたあとの白波)からのテイクオフ(波に押されてボードの上に立ち上がること)くらいはできていました。
とはいえ、20年以上ぶりにサーフボードを手にしたわけなので初心者と変わらない状況です。
そんな私ですが、サーフィンを始めて丸3年が経過し、直近の1年間は狙った波は概ねテイクオフができ、波の形が良ければ横に滑っていけるくらいまでには上達しました。
大きくターンしたい、ロングボードの上をウォーキングができるようになりたいなど、まだまだ望みは尽きませんが、ひとまず海に行って楽しんで帰ってくることはできています。
最初の2年間は海に入っても1回も波に乗れずに帰ってきたり、テイクオフできてもすぐ崩れてしまう波で、立つと同時にライディングが終わってしまったり、人が多くて気疲れするなど、楽しむためにサーフィンにいったのに、逆にストレスを抱えて帰ってくるということもよくありました。
学生時代も加えると20数年、真っ直ぐにしか滑れなかったのでその悔しさ、やるせなさ、挫けそうな気持ちはすごく分かります。
一昔前であれば海沿いのサーフショップで板を購入し、サーフショップに所属してサーフィンを始めたり、友達に教わったりというのが一般的だったように思いますが、現在はネットで簡単に情報を仕入れることができます。レッスン動画や、パドリング、テイクオフの仕方等が載ったWEBサイトもたくさんあり、ネットでサーフボードやウェットスーツも購入できてしまいます。特にサーフショップに通わなくても、サーフィンをやっている友達がいなくても、ネットだけでサーフィンを始めることができてしまいます。
ただ、私もこれまで色々なWEBサイトを見て、都度参考にしてきたのですが、いまいち、腑に落ちない感じが残っていました。
そしてある時、テクニック的なことを習得する以前に、良い波を選んで乗るという意識がなかった、その事を解説してくれている情報がなかったのだという点に気付きました。
例えば、パドリングの仕方やテイクオフの仕方を事前に頭に詰め込んでいっても、波が良くないと実践練習ができないのです。実践できずにもやもやして、中々上達しない・・といった状況になりがちです。
「乗れる波でなければ、上級者も乗ることができない」今思えば、当然の話なのですが、私も最初の数年間はこの事に深く気づけませんでした。
意外とこの辺りを説明しているWEB記事や書籍がなく、ここにもう少し早く気付いていれば、もっと効率的に上達できたのではという思いから、本書を執筆するに至りました。
そのため、本書では技術的なノウハウとは視点をずらして、どういった日に、どの時間帯に、どこの場所で、どのような波で練習したら良いのかといった点に重点を当てて説明しています。
私自身が、いまだ初級者でサーフィンに精通しているわけではなく、中級者・上級者の方からみれば少し間違っている内容・表現もあるかもしれません。
ただ、初級者なりに学んできたことがあるので、その苦労、悩み、サーフィンを始めた頃の気持ちが薄れないうちに初級者の目線でお伝えできることがあるのでは考えています。
休日にほどほど波に乗ってリラックスできるレベルに達するくらいまで、効率良く上達するお手伝いができればと思います。
本書ではロングボードのサーフィンを前提としていますが、サーフボードには大きくショートボードとロングボードがあります。ロングボードは長さが9ft(約2.7m)以上あるサーフボードの事を言いますが、波に乗る事だけを考えるとロングボードの方が簡単です。また、ロングボードはどちらかというとゆったりとクルージングする感じで波に乗るため、オジサン達に良く似合います。40代からサーフィンを始めて、ゆったりとサーフィンライフを楽しむにはうってつけなのです。
サーフィンを夏に始め、冬も海に入り、その後サーフィンを続けられる人は1%と言われています。本書をご覧になった皆さんがこの1%に残っていただければ嬉しいです。
「中古で賢く生きる」
キンドル本(電子書籍)を出版致しました。「中古で賢く生きる」というテーマで、中古住宅、中古車に焦点を充てて書きました。Amazon(又は下記リンク)より購入できます。
2022年12月25日 初版発行 著者:市川信太 発行所:合同会社百式
以下、「はじめに」より抜粋。
近年、中古品購入のハードルが下がっています。ひと昔前は、街中にあるリサイクルショップも何となく入りづらい感じがありましたし、古本屋さんもちょっと暗い雰囲気を出していたように思います。しかし、ここ最近は、ぱっと見では新品を扱うお店?と見間違うほど、明るく、清潔感のあるお店が増えてきました。
ただ、中古品購入のハードルが下がったとはいえ、購入している物の多くは、本、洋服、雑貨などの少額品ではないかと思います。高額品に関しては、せっかく高い買い物をするのだから新品を購入したい、高額だからこそ、故障、不具合があっては困るといった中古品の質に対する不安感もあり、未だ手が出しづらいのではないでしょうか。
本書では、そのような中古といっても高額品、例えば、中古の家、車を中心に話を進めていきます。
人生の中で大きな買い物、No.1、No.2であろう「マイホーム、車を中古で購入して賢く生きる!」が本書のテーマです。また、単に節約するだけでなく、「質の良いものを安い価格で購入し、中古品をうまく活用しながら充実した人生をおくる」という事を最終的な目的としています。
中古と聞くとまだまだ悪いイメージをもたれる方も多いと思いますが(私もそうでした)、新品とそう変わらない、ものによっては新品以上の価値があったりもします。
中古に違和感を感じる主な要因は自分の頭の中にある先入観が大きいように思います。この先入観を180度変えられれば新しい世界が待っています。